PRこの記事は、算数ガーデンと提携する教材のPR情報を含んでいます。
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算数教育は、これからの社会に必要な人材を育てるSTEAM教育の中でも、特に基本的な要素であり、幼児期から始める必要があります。
という方必見!
この記事では、幼児期から算数が必要な3つの理由と、具体的なやり方について幼稚園教諭・保育士を経験し、幼児さんすうインストラクターでもある筆者が解説します。
今すぐお子さんと実践できる内容がもりだくさん。ぜひ、この記事を読んで試してみてください。
幼児期から算数が必要な理由を3つ解説します。
モンテッソーリ教育では、4歳〜6歳頃のお子さんは、「数の敏感期」であると言われています。
敏感期とは、子ども自身が成長するために、ある特定のことにこだわる時期のこと。
この時期に適切な環境を与えれば、子どもはぐんぐん伸びます。
つまり、幼児期のうちに子どもは自ら数に興味を持ち始めているということ。
小学校入学前に、学びのチャンスがあるので、ここを逃したらもったいないですね。
小学校に入学してすぐは教科がまだ少なく、国語と算数が毎日のようにあります。
中でも算数は、得意な子と苦手な子に二分しやすい教科。
実は、長女も1年生の時に算数が苦手になり、登校拒否するようになった経験があります。
そして、算数は積み重ねの教科なので、一度つまづいてしまうとその先もずっと苦手なままになってしまう教科なのです。
しかし、算数は答えが明確に出るものが多く「出来た!」という達成感を感じやすい教科でもあります。
そのため、最初のスタートダッシュで達成感を感じられれば、「自分は算数が得意!」と自信を持ってその先も学習に取り組めるようになります。
小学校の算数でつまづかないためにも、幼児期の算数の基礎固めがとても重要なのです。
テクノロジーの進化がどんどん進んでいくこれからの時代、子どもたちに必要なのは、自分で課題を見つけ、クリエイティブな発想で問題解決へと導く力です。
その力を育むために必要な5領域が、科学(Science)・技術(Technology)・工学(Engineering)・芸術(Art)・数学(Math)です。
算数は、これら5領域の基盤となる教科であり、とても重要です。
これからの時代を生き抜く子どもたちには、欠かせない教科なのです。
すでに、中国・シンガポール・韓国などでは、幼児期からの算数教育に力を入れているのを知っていますか?
日本では、まだまだ家庭での方針に任されている状態なので、入学時点での教育格差がどんどん広がっています。
我が子のために、幼児期からできることを実践していきたいですね。
幼児期の算数教育が大切とは言っても、単純に小学校の先取りをするわけではありません。
幼児期の算数教育は、算数につながる遊びや日常生活での体験を通して学びます。
机の上でするお勉強よりも、具体的なものを通して、
に触れていきましょう。
意外と無意識にやっていることも多いと思いますので、まだやっていないものがあれば取り入れてみてくださいね。
幼児のうちに、数の概念を理解していきましょう。
数の理解は、数唱することから始まります。
お風呂の中などで「いち、に、さん、し~」と数を数えますよね。
数唱しているうちに、数の言葉を理解していきます。
数唱ができるようになったら、具体的な物を数えて、物の数と数詞を結びつけていきます。
積み木で遊んでいる時に、「積み木は何個ある?」と聞いてみたり、お菓子を食べる時に「今日は3個だね」と声をかけて行くと良いです。
数を数える機会を意識してたくさん作っていきましょう。
「どっちが多い?」「どっちが少ない?」と数を比べてみましょう。
まだ数を数えられない頃は、ひとつずつ具体物を対応させていくことで、どちらが多いか比べることができます。
家族みんなにお菓子を1個ずつ配ってもらったり、お皿のあるところにスプーンをおいてもらったりして、1対1対応させていきます。
数が数えられるようになったら、実際に数えて比べてみると良いですね。
10進法の理解には、お金やベーステンブロックを使うとわかりやすいです。
お店屋さんごっこをしたり、ブロックで遊ぶ機会を作りながら、10進法について学んで行くと良いですね。
順序数とは、「上から何番目」「右から何番目」のように、並んでいる順序を示す数です。
年長さんくらいになると、物の個数を表す集合数と、順序数の違いが理解できるようになります。
日常生活で「上から2番目の引き出しに、パジャマが入っているよ」「今、前から4番目にいるね!」などと順序数を使った声かけを意識してみよう!
10は、1と9、2と8、3と7、4と6、5と5に分けられることを理解しておくと、足し算、引き算がスムーズです。
卵のパックを使ったり、ビー玉やおはじきを使って、10を分解したり、合成したりする遊びやクイズをしましょう。
瞬時に答えられるくらいになっていると良いです。
続いて「図形」センスを磨く方法を解説します。
洗濯物を畳む時の「半分こ」も算数に繋がる学びです。
「半分に折る」というのがどういうことか、日常生活に取り入れることで自然と毎日学ぶことができますね。
お絵かきは、鉛筆を持つ練習や、様々な図形を書くことにつながります。
特におとなが指示を出す必要はありません。
子どもがいつでも自由にお絵かき出来るよう、手の届くところにお絵かきの紙や、色鉛筆、クレヨンなどを用意しておきましょう。
めいろは、
など、算数につながる様々な力が身につきます。
楽しく取り組めるので、初めてのドリルにもおすすめ!
オールカラーで取り組みやすい!
鉛筆を持つことに慣れてきたら、点図形にも取り組んでみると良いです。
お手本と同じように点から点まで線を結ぶのは難しいですが、取り組んでいるうちにだんだんと出来るようになります。
折り紙は、図形を実体験から学べるのでおすすめ。
四角を半分に折ると、長方形になる。
角と角を合わせて半分に折ると、三角形になる。
など、実体験から学んだことは理解しやすく、記憶の定着もしやすくなります。
三角パズルは、小学校の図形問題で補助線をイメージする力につながる図形センスを育みます。
体験として、三角を組み合わせて出来る形を学んでいる子と、紙の上だけで考える子とでは後に大きな差が出来てしまいます。
幼児のうちから、遊びの中でたくさん図形体験をしておきましょう。
簡単な問題から始まるので3歳からできます。
さんかくパズルに慣れてきたら、タングラムもおすすめです。
積み木は、立体図形をイメージする力が身につきます。
積み木で遊んでいる時に、
「高くなったね」
「こっちは低いね」
「箱の中にいれようか」
「この積み木の前に何個ある?」
など、位置を表す算数言葉を使って声かけしていくと良いです。
マグネットブロックは、平面のブロックを使って立体を作っていくので、図形センスや創造力を育てます。
マグネットでくっつくので、小さなうちから扱いやすく、おすすめ。
見た目も綺麗でおとなもハマる
2~3歳頃になると、子どもたちは自然と「なぜ~なの?」「どうして?」と様々なことに疑問を持つようになります。
この時期がまさに思考力を育むチャンス!
「どうしてだと思う?」「一緒に調べてみようか」などと子どもたちの疑問に共感し、学びに繋げていきましょう。
この時、必ずしも「正解」を求める必要はありません。
「そういう風に考えたんだね!」と、考えたこと、教えてくれたことを認めるようにしましょう。
5歳頃になると、思考力はぐんぐん発達します。
の問題などに、楽しんで取り組んでみるのもおすすめです。
この時も、出来れば具体物を使って、実際に手を動かして理解するのが良いです。
遊びながら重ね図形をマスター
算数は、幼児期に遊びや日常生活の中で、たくさん触れておくことが大切です。
ということを意識して、取り組んでみましょう。
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